書道の姿勢について

書道(習字)をやって10年くらいになりますが、実は・・・まっすぐ線を引けないのが悩みでしたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
しかし、まっすぐ線を引くって、一番最初に習うことではありますが、一番難しいことではないかと思います(実はこういうことはすごくたくさんあります)。それは、人体の構造上の問題があって、紙を体の正面に置いたとき、腕をまっすぐ引こうと思うと体が邪魔になるため、自然と肘が右後方(右利きの場合)に引かれるため、線がそのまま右斜めになるか、そうなるまいと左斜めになってしまうということがあるためです。
また、正座や立って書くときは書きやすいのに、椅子に座って書くって、なんか書きにくいな~と、おぼろげに思っていましたが、それがなぜなのかはずっと分かりませんでした。
しかし、この2つの問題がついに繋がりました!

以前から、武術をやっている関係もあり、習字に大切なのは、手や筆の動きではなく、姿勢や体全体の動きが大切なんだろうなと、おぼろげに思っていましたが、まっすぐ線を引けないのは体が邪魔になるからで、右肩を最初から引いた姿勢で書くと、体が邪魔をしないので、物理的にまっすぐ線が引けるのではないかと考え、座ってはやりにくいので立ってやってみたのですが、体も斜めになってしまうので、結局やりにくかったです。
そこで、腕を引くのと同時に、右腰を後方に回旋させると、スッと無理に方向修正しなくてもきれいな線が引けたので、「これかっ」と思いました。実は、この腰の回線は、条幅などの大きなものを立って書いている時は、自然にやっていることなのだと思います。そのため、椅子に座って同じようにやろうとしましたが、当然ですが座っているため、腰を回旋ができないため、書きにくい! 椅子では書きにくい原因が分かりました。

 

 

では、なぜ正座では書きやすいか?正座でやってみると、腰の回旋が当然やりにくいため、書きにくい。しかし、何枚か書いていると自然に上半身が前のめりになり・・・あれ?めっちゃ書きやすい!なぜ???

椅子と正座・・・前のめり・・・違い・・・

!!!!!

体軸だ・・・

つまり、椅子では重心が腰に全部のってしまっているため腰の回旋が使えず書きにくい。
正座では体軸が斜めになることにより、腰に重心が乗らないため、動かしやすく書きやすい。
ということは・・・椅子でもやや体を前のめりにして腰に重心を乗せないようにすると・・・書きやすい!!!

長年の疑問が解け、さらに色々な習い事すべてにも繋がりました。

書道で一番重要な体の部分は・・・腰!!!
さらに言えば、腰と方の動きの連携!!!

たぶんあってると思いますが、仮説です。他に同じこと言っている人いるのかな???
同じような悩みの人お試しを!!!!