着物の簡単な半襟付け

着物の半襟付けはめんどうですよね。
お店に丸洗いを頼むときなどは、付けたままでもいいのですが、自分で半襟の付け外しができると、正絹の襦袢であっても、自分で洗濯することができて、とても経済的です。

ずっと前から化繊の長襦袢の半襟を、礼装用の白い半襟に付け替えたかったので、今回やってみました。

1.古い半襟を外す。
リッパ‐などで、半襟を付けている糸を外します。

2.折り目に印をつける。
新しい半襟を広げた真ん中に、古い半襟を折り目を折った状態で重ねて置き、消えるペンで周りをなぞる。

3.折り目を折る。
印に沿って折り、当て布をしてアイロンで折り目を付ける。

4.襦袢に縫い付ける。
襦袢にまち針で留め、ざっくり縫う。

5.完成!外からは見えないので、細かいことは気にしない(笑)

やりかたは難しくないので、初めてでもできると思います。所要時間は全部で1時間くらいで、慣れたら30分ぐらいでできると思います。化繊の襦袢と半襟でしたら、一度付けたらほどくことはほとんど無いと思うので、便利です。チャレンジしてみてはいかがでしょうか。