論理的な文章の書き方

文章を書くのは得意でしょうか?普段文章を書かない人はもちろん、書く人であっても、読みやすい文章を書ける人は意外と少ないものです。その理由は、読みやすい文章を書くためには、量を書いたかどうかではなく、論理的に書くトレーニングをすることが大切だからです。
そして、この読みやすい論理的な文章を書くということは、生活に於いて一部分しか役にたたないということではなく、自身の情報処理能力を向上させ、複数同時処理できるようになる力を伸ばすということであり、日用生活におけるすべての思考や仕事が向上することになります。
では、文章を書くのが苦手な人が、どのような思考をしているかというと、おそらく「書きながら考えている」からではないでしょうか。例えば、「朝の出来事で文章を書きなさい」というお題であったとき、

 

『えーと、朝何しったっけ?ああ、朝ごはん食べたな。「朝は、朝ごはんを食べました。」何食べたっけ?「目玉焼きを食べました。」ソースかけたっけな「ソースをかけて食べました。」時間は、確か7時ぐらいか。「7時に食べました。」味は、「おいしかったです。」よしできた!』

「朝は、朝ごはんを食べました。目玉焼きを食べました。ソースをかけて食べました。7時に食べました。おいしかったです。」

というような、文の順序がバラバラで同じようなことが何回も重複してかかれている文章というのが非常に多いと感じます。

 

対して、読みやすい論理的な文章を書く人というのは、「考えてから書く人」であると思います。

先ほどの例と同じで、思い出すまでは同じであると思うのですが、次に、「朝は、7時に朝ごはんを食べたな。」「目玉焼きにはソースをかけて、おいしかったな。」というように、カテゴリー別に「時間・やったこと」「食べたもの・味」に分けて、順序だてて考えるということ、書く前にしていると思います。

このようにすると「朝は7時に朝ごはんを食べました。目玉焼きにソースをかけて食べました。おいしかったです。」というように、順序だててすっきりした文章になると思います。

 

少し意識することで、だいぶ変わると思うので、みなさんやってみてください。

「お前の文章も読みにくいわ!」と言われれば元も子もないですが・・・(笑)どうですかね??